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ANNnewsCHPublished at May 31, 2026 at 01:47 AM9:56
三陸沖でスロースリップ加速 大地震発生につながる恐れは?真夏の地震対策も急務【サタデーステーション】(2026年5月30日) thumbnail

三陸沖でスロースリップ加速 大地震発生につながる恐れは?真夏の地震対策も急務【サタデーステーション】(2026年5月30日)

13 days agoActive window
ニューステレビ朝日providedニュース企画本編のみ2026
Published time
May 31, 2026 at 01:47 AM
Duration
9:56
Video type
News & Politics
Channel region
Japan
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Topic Cluster
ニュース
Video Description
三陸沖ではいま、巨大地震を誘発する恐れも指摘される「スロースリップ」と呼ばれる現象が加速しています。さらに4月以降、震度5弱以上の地震も各地で相次ぎ発生。いま日本周辺で何が起きているのでしょうか。(5月30日OA「サタデーステーション」) ■スロースリップ 東日本大震災の前にも発生 今月15日、宮城県で最大震度5弱を観測する地震が発生。東北新幹線が一時運転を見合わるなど、広い範囲で影響が出ました。また、4月20日にも三陸沖を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生。岩手県の久慈港では79センチの津波を観測し、北海道・三陸沖後発地震注意情報が発表されました。 長野県北部や鹿児島県の奄美地方でも最大震度5強を観測する地震が相次ぐなど、4月以降、日本全国で観測された震度5弱以上の地震は7回に上ります。 中でも、今地震活動が活発になっているのが三陸沖です。政府の地震調査委員会は、4月20日の三陸沖の地震以降、震源の周りで、揺れを伴わないスロースリップ(非地震性滑り)の加速が確認されていると発表。大きな地震につながる恐れがあるとして注意を呼び掛けています。 実は、このスロースリップ、東日本大震災の前にも発生していて、巨大地震を誘発した可能性も指摘されています。再び三陸沖で大きな地震が起こる可能性はあるのでしょうか。 東北大学災害科学国際研究所 岡田悠太郎助教 「スロースリップによって配分されるひずみの量というのは非常に小さいです。しかし、それが最後の地震の一押しになる可能性もあります」 スロースリップとは、断層がゆっくりとずれ動くことで、ひずみが時間をかけて解消される現象です。この時、同時に別の場所にひずみが移り、すでにひずみが蓄積している場所に加わった場合、地震の発生を早める可能性があるというのです。しかし、スロースリップはこれまで、南海トラフや千葉県房総沖などでも、確認されていて、必ずしも大地震に繋がるわけではないといいます。 東北大学災害科学国際研究所 岡田悠太郎助教 「大きな地震に繋がるスロースリップと何も起こさない普通のスロースリップの違いというのが、これから研究を進めていく上で重要なトピックになるのではないか」 一方、東京大学の笠原名誉教授は三陸沖の地震活動がほかのエリアの大きな地震につながる可能性を指摘します。 東京大学 笠原順三名誉教授 「三陸沖の地震活動と、それから釧路沖、根室沖、色丹、この辺と割と関連して起きることが過去あったんですね。ですから、これ(三陸沖の地震)の後や特に十勝沖地震の後に色丹でもマグニチュード8ぐらいの地震が起きていますので、こういうところ(根室・釧路沖)も可能性が高いと」 また、先月発生した長野県北部の地震にも注目していると言います。 東京大学 笠原順三名誉教授 「糸井川―静岡構造線断層帯のところで、マグニチュード5くらいの地震が2つぐらい続けておきまして、(この断層帯は)南海トラフにつながってますので、全体としては 南海トラフ関連の活動もかなり活発になっている可能性がある」 ■猛暑の中での避難 大きな課題に いつ起きてもおかしくない巨大地震。注意しないといけないのが、真夏の暑さです。 去年7月に発生したカムチャツカ半島沖地震。太平洋側の広い範囲で津波警報が発表されました。猛暑の中、長時間の避難を強いられるケースが相次ぎ、熱中症で搬送された人もいました。 京都大学防災研究所の矢守教授は避難後の暑さ対策が不十分だったと指摘します。 京都大学防災研究所 矢守克也教授 「屋外に逃げたけれども暑かったとか、あるいは屋内だとしても、そこは冷房施設がなくて暑かったといった報告が入っています。最悪の場合、災害関連死と言われるようなかたちで犠牲者まで出てしまうという事が心配される」 自治体は対策を迫られています。 黒潮町情報防災課 宮川智明課長 「あちらが、昨年度設置が完了した太陽光パネルです」 高知県の太平洋沿いにある黒潮町。南海トラフ巨大地震が発生した場合、全国で最も高い34.4mの津波が想定されています。町は避難タワーに太陽光発電システムを導入し、停電が起きたとしても扇風機などが使えるようにするなど暑さ対策を強化。食料や簡易トイレなどを備蓄し、暑さをしのぎながら避難を続けられるよう備えを進めています。さらに…。 黒潮町情報防災課 宮川智明課長 「町全体の訓練を年2回やってきています」 毎年、8月と11月に避難訓練を行っていて、特に8月は避難先でどう暑さをしのぐかを住民が体験するなどしています。矢守教授は真夏に避難訓練を行うことに大きな意味があるといいます。 京都大学防災研究所 矢守克也教授 「近年の日本の大きな地震災害は、ほぼ全て暑くない時期に起こっています。そのために暑さ対策というのはちょっと見えにくくなっている面があって、これに対する想像力がちょっと不足気味、あるいは経験値がそもそも不足気味ということだと思います。施設面と(訓練など)ソフトウェア面、両面で対策を進める必要がある」 ■冷房設置率は2割あまり 高島彩キャスター 「夏場の避難で重要なのが暑さ対策ということでしたが、実際、避難所の冷房設備はどの程度整っているんでしょうか?」 板倉朋希アナウンサー 「去年5月時点で、避難所に指定されている全国の公立小中学校の体育館などのうち、冷房設備が設置されている割合は23.7%にとどまっています。文部科学省は、この設置率を2035年度までに100%にすることを目指しています。この状況について、京都大学防災研究所の矢守克也教授は『巨大地震がいつ発生するか分からない以上、少しでも早く100%に近づける必要がある。財源の問題はあるが夏場の避難の先に起きることを想像して対策を進めていくことが重要』と話していました」 高島彩キャスター 「柳澤さん、在宅避難を選ぶという方も多いと思うんですが、酷暑の中、どう凌ぐのかというのも課題ですよね」 ジャーナリスト柳澤秀夫氏 「停電になったらエアコンは使えませんからね。私は、それで太陽光パネルもないので、最近大きい発電機を買ったんですけど、燃料のガソリンをどうやって長期間保存すればいいか、そういうことも含めてよく分からないんですね」 高島彩キャスター 「ガソリンも悪くなりますもんね。古くなって」 ジャーナリスト柳澤秀夫氏 「長期保存が、なかなかできないといいますからね」 ■個人で備えておくべきものは? 高島彩キャスター 「なるほど。いろいろ課題ありますね。澤さんは防災士でもありますけれども、その観点から夏場という点で準備しておくべきもの何かありますか?」 澤麻美 気象予報士・防災士 「水や冷却グッズはもちろんですし、普段からペットボトルを凍らせておくと、停電の時に保冷剤の代わりに使えますし、あわせて保冷バッグも準備すると避難所などへの移動も便利なんです。あとは、“なくても困らないもの”って準備していない方が多いんですが、例えばドライシャンプーなど“生活の質を上げるアイテム”というのは、精神的な安定にもつながるので重要なんです。夏にお風呂に入れないと頭皮もかゆくなって睡眠の質も下がってしまいますし」 高島彩キャスター 「ドライシャンプー、その観点は抜けていました」 澤麻美 気象予報士・防災士 「そして非常食もですが、やっぱり野菜が不足しがちで、そうすると熱中症のリスクが上がってしまうんですね。野菜を簡単にとれる瓶詰めのピクルスや、トマト缶などもアレンジしやすいのでオススメなんです」 高島彩キャスター 「私は水で戻せるオクラとかナスとか旅行用に家にあるんですが、そういったものもローリングストックという感じで使います」 ジャーナリスト柳澤秀夫氏 「実際に使いながらね」 高島彩キャスター 「キープもできるかなと思いましたが、発電機にしても食料にしても各家庭で必要なものが違いますから、想定して皆さん準備する必要を感じますね」 [テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
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