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今回のガリバーは、自動車用ブレーキシステムを手がける『アドヴィックス』。
乗用車から商用車まで、多彩なブレーキシステムを一貫生産する国内トップクラスのメーカーで、日本で生産される自動車の2台に1台、世界では10台に1台がアドヴィックスのブレーキシステムを搭載しています。
ブレーキの仕組みは、回転するディスクローターをブレーキパッドの摩擦力で止めています。
下り坂での連続使用やスポーツ走行では、摩擦で数百度の高温に達することもあるため、ブレーキパッドには耐熱性や耐久性が求められます。
高性能なブレーキパッドをつくるために、もっとも重要なのが原材料。
ガラスや金属、樹脂、黒鉛などを混ぜて使いますが、熱に強い、割れにくい、すり減りにくいなど、カギを握るのが配合だといいます。そのこだわりとは?
現在、ハイブリッド車と電気自動車を含む「電動車」は新車販売台数で6割以上を占めるといいます。
アドヴィックスは、前身となる会社で、電動車に搭載される新たなブレーキシステム『回生協調ブレーキ』を世界に先駆けて開発しました。
さらに、前輪と後輪のブレーキを別々に制御する技術を開発。
ドライバーの踏み込み具合や車の挙動を解析して、ブレーキのバランスを最適に配分。車が止まるときの衝撃を減らしています。
電動化や自動化など、100年に1度の大変革期と言われる自動車業界。
アドヴィックスは、ブレーキパッドの残量を見える化する測定機器を導入しました。
新車向けの製品だけでなく、いま世界を走るすべての車に向けたサービスで、ドライバーの安全を支えているのです。
知られざる自動車ブレーキシステムの技術に迫ります。
ナレーター 渡辺真理
リポーター 野田さつき
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