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今回のガリバーは、暮らしに関わる様々な機能を持つ樹脂製品を手掛ける「積水化学工業」。
積水化学が生み出したロングセラー商品といえば、「セロハンテープ」や「ポリバケツ」など、化学メーカーの先駆者として生活に身近な合成樹脂製品を製造してきました。
地震大国の日本では、老朽化した水道管が大きな揺れで寸断される恐れもあります。地震に耐えられる水道管を可能にするかもしれないのが、柔軟性や伸縮性が高く、上から強い力をかけても破損することなく曲がってくれる「耐震性ポリエチレン管」です。
また、近年多発する「道路の陥没事故」の一因とされる、老朽化した下水道管を全く新しい下水道管として蘇らせる「SPR工法」を開発。
一般的に、大掛かりな工事が必要となり通行規制などで渋滞を招くこともある下水道管の交換。SPR工法では、硬質塩化ビニルで作られた帯状の材料をマンホールなどから地下へと送り、下水道管の中で“らせん状”に巻いていくことで、パイプの形状に組み上げていくため、地面を掘り起こす必要もなく、工事に伴う通行規制を最小限に抑えることができるのです。東京都下水道局では、1987年にこの工法を実用化。対策が必要な幹線約300kmの再構築を優先し、私たちの暮らしに大きなメリットをもたらしています。
さらに、薄さ1mmの太陽光発電を実現した“ペロブスカイト太陽電池”では、これまでに培ってきた技術を応用し、発電効率のアップ・量産化に向けた研究開発を加速させています。
様々な樹脂製品で、生活や社会インフラの課題を解決する「積水化学工業」の技術力に迫ります。
ナレーター 渡辺真理
リポーター 加納美月
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